本気で早く走れる様になる為には(3)プロポ

 さて。次はプロポです。

プロポは単純です。

基本となる機能

リバース・サブトリム(トリム)・エンドポイントアジャスト(デュアルレート)
メーカーにより呼び方が違うかもしれませんが…
これらは動作の為に必要な項目です。
サーボの動作に最低限必要な機能と言えます。車両に合わせて設定する必要があります。
確実に合わせましょう。
簡単に各機能の内容を書くと
  • リバース
    ハンドル右に切ったら車両は左に切られた…時に動作を逆転する為の機能です。
  • サブトリム(トリム)
    サーボのニュートラル位置をずらす為の機能です。
    サブトリムはピットで合わせる為の機能、トリムは走行中に合わせる機能です。
    サーボホーンを組み付けた段階・キット作成中の更生はサブトリム、それ以外はトリムです。
    多くの場合、サブトリムはメニューから、トリムはハンドルの回りにスイッチが付いてます。
  • エンドポイントアジャスト(デュアルレート)
    最大舵角の調整をする為の機能です。
    エンドポイントアジャストは左右・前後別に最大舵角を調整します。
    デュアルレートは左右・前後まとめて調整します。
    サブトリム・トリムと同様、エンドポイントアジャストはピットで、デュアルレートは走行中に使用する機能です。
なお、これらのプロポの機能は基本的にステアリングのみに使用します。
スロットルは上記の機能を変更しないで、アンプ側の設定で合わせましょう。
プロポ側で変更する必要はありません。というかむしろプロポ側で合わせてはダメです。

上記以外の機能

原則として変更しないようにしましょう。
上記以外の機能は自分の癖や下手さ加減をごまかすための機能です。
自分で操作できない内容をプロポに代わりにさせる為の機能と言えます。

サンワのM17(上)とMT-44(下)


せっかく高いプロポ買っても意味ないじゃないの!

と思うかも知れませんが、これらの機能はスペックシート上における差別化の為の機能です。
まぁ高いプロポに求める内容は人それぞれだとは思いますが、高いプロポに本当に必要なのは
「車両を意のままに操る為のインターフェイスとレスポンス」
であり、ごまかす為の機能の豊富さではありません。

ミドルクラスプロポとハイエンドプロポ、両方のスペックシートを読み込んでみると「価格差の割には機能の数はともかく、実用できそうな機能自体は大差がない」事に気がつくと思います。

要はハイエンドプロポに本当に必要な事は操作感であって多機能さじゃなく、それらはスペックシートに誰が見てもすごいと解るような表現ができないんです。


話が逸れましたが…
これは私の感覚ですが、レースで上位に入る人ほどプロポの機能を使いこなしている…という訳ではなく、むしろレースの中位~下位の人ほどプロポの機能を使いこなすorこなそうとしてる人が多いように感じます。

まぁ…そういうことです。

例えばステアリングスピード。ステアリングを切る方向と戻す方向、それぞれの最高速度を制御して「ゆっくり操作する」というのをムリヤリ実現する機能ですが…
早く操作したいシチュエーションでもゆっくりにされるという弊害が出てきます。

プロポの機能って便利だけどどんな場面でも一律制御が入ってしまうので自分の手で操作できる人に比べて明らかに不利なんです。


最初に癖をつけると後で矯正するのは非常に大変です。

最初はプロポの便利機能に助けてもらうことを考えず、可能な限り自分の指で操作した内容がどのように車両に反映されるかを体感しつつ。
出来ないことが出来るようになるための「練習」をしたいのか、「今の腕のままでタイムを出したい」のか、今やりたいのはどちらかを考えながら練習しましょう。

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