ボディの塗り方 その4 マスキング:大きな段差がある場合
次はそこそこ大きな段差がある、かつ塗り分けのラインがその段差のすぐ近くの場合です。
この場合、段差を埋めるテープでまっすぐな線は正直無理だと諦めて、あらかじめ細いテープでラインを出しておくことをおすすめします。
段差があると時間の経過とともにどうしてもテープが浮き気味になり、ラインがゆがんだり浮いた部分からしみこんだりする為です。
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あらかじめ細いテープでラインを出しておくこと |
段差がある場合、指が入れば指で密着させればいいのですが、細かくて入らない場合は綿棒の様な先が丸く柔らかい物で密着させるとやりやすいです。
ただ、指と違い余り力が入らないので細かな事をする場合はあらかじめ大きなテープをはっておいてナイフでカットするのがいいと思います。
段差の頂点が塗り分けの場合は諦めて別の手を使います。
この場合は上の様に大きなテープを貼った上でナイフでいらない部分を落とすか、あるいはボディ表面の左右逆の段差に貼って型をとったうえでピンセットで貼る手法が使えます。
たとえば右側の裏に貼るマスキングテープは左側の表で型を取ります。
いずれにせよナイフでマスキングテープだけを切るという細かい作業は必要になります。
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