用語のギャップ:カウンターステア

経験者と初心者で使う用語は似たようなものでも、実は意味するところが違う用語ってのは結構あります。

カウンターステアは連想させるものと実際の操作が全く違うものの一つだと思います。

多分、初心者の人が「このコーナーはカウンターステアを当てながら~」と聞いたら、
おそらくは

カウンターステア=ドリフト

これをイメージすると思います。

が、多くの場合、経験者の語るカウンターステアは「車は左に曲がっていくのに前輪は右に切れてる」よくあるカウンターのイメージ図とは違い、普通に曲がっていくだけです。
当然車は左に曲がっているのに前輪は右向いてるなんてことはなく、普通に左を向いてます。

じゃぁ経験者の言うカウンターって何?

多くの場合、これです。



プロポに残ってきたログですが、水色の線がステアリング、枠内はずっと右に切りっぱなし、その切れ具合を表してます。
画像下の③の箇所を下から右に走る箇所のログですが、水色の線が一瞬戻ってるのが分かるでしょうか。

「おっとっと!切りすぎたのでちょっと戻して切り直そう」=「カウンターステア」

大体の場合、経験者の言うカウンターはこれです。
戻すといっても逆方向にタイヤが向くのではなく、指先の操作が一瞬逆に向くだけです。
進行方向に対し、右にぐいーっと切っていく途中、一瞬でもステアリングをもどしたらカウンターです。

なので経験者から
「このコーナーはカウンターで云々」
と聞いたからと言って鵜呑みにして本当に言葉の定義通りのカウンターを当てようとすると壁にまっすぐ突っ込むだけなので話半分に聞くか、上記のようなケースを考えて
「こいつのいうカウンターは実車で言うカウンターのことか?」
と疑った方がいいです。


ちなみに、どうしてこの一瞬の切り戻しがカウンターと表現されるのか。
一言でいうと
「右に曲がってるのに一瞬左に操作した」
からなのですが、
もっと言ってしまえば「脊髄反射で操作してる」ため、誇張してしまうからです。
こんな0.1・0.2秒の切り戻しなんか目で見て頭で考えるより先に指が勝手にやっちゃうことなのでどうしても表現が大げさになっちゃうんですよねw
興奮してあれこれしゃべってるときは気がつきませんが、後でなんかおかしくないか今の自慢?って気がつくパターンなので、文字通り捉えずにあくまでも印象の話として捉えましょうw

なお、頭で考えるより先に指が勝手に動いちゃう、
多少のセッティングの変更は指が勝手にその差を吸収しちゃって全く違いが分からないのにタイムにはしっかり反映されちゃうタイプの人に多いとおもいます。(私も指が勝手に操作しちゃうタイプです)

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